内容説明
ガラス絵という素材の制約を超えた大作や、最新作の世界遺産。不動明王や舞妓、花など木田安彦のヒューマニズムと輝きに満ちたガラス絵の集大成。
目次
木田安彦「ガラス絵の特質」(木村重信)
一途な入魂の制作(永井一正)
いなせ・おつ・はで・けれん(福田繁雄)
木田安彦氏の芸術・東と西との出会い(ヤーレ・ロッセランド)
美はキダさんにあり(チェッコ・ボナノッテ)
ひとのみちを踏むなかれ(村田慶之輔)
一以上でも一以下でもなく(鷲田清一)
「逆・画龍点睛」のガラス絵(今井清輔)
第十七回京都美術文化賞選考委員を代表して(梅原猛)
受賞者のことば(木田安彦)〔ほか〕
著者等紹介
木田安彦[キダヤスヒコ]
昭和19年京都市に生まれる。昭和41年京都産業デザイン展・市長賞銀賞。昭和42年京都教育大学特修美術科構成専攻卒業。昭和43年同大学美術・工芸専攻科構成学専攻退学。昭和45年京都市立芸術大学美術専攻科(現・大学院)デザイン専攻修了。日本万国博「県の日の祭」制作。東行、株式会社博報堂制作部に勤務。毎日商業デザイン賞・入選。以降、数々の受賞歴を誇る。平成16年第一七回京都美術文化賞(中信美術奨励基金)
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