内容説明
旧ソ連/ロシアを代表する歴史家が、アナール学派創始者の遺著『歴史のための弁明』を読みながら自身の歴史観を表明する。現代ヨーロッパ史学の水脈を知るために必読の文献。
著者等紹介
グレーヴィチ[グレーヴィチ][Гуревич,Арон Яковлевич]
ロシアの中世史家。1924年、モスクワ生まれ。中世的世界を精神史や文化史との関連で全体的に捉えなおす試みを行う
栗生沢猛夫[クリウザワタケオ]
1944年、岩手県生まれ。北海道大学文学部教授。中世・近世ロシア史
吉田俊則[ヨシダトシノリ]
1953年、北海道生まれ。富山大学人文学部教授。近代ロシア・東欧史
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