感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
38
あっという間に読み終わってしまうのがもったいない。今回は牧場。色々な仕事があって、生き物相手なので大変です。そして猫も描かれてはいましたが、犬と家政婦さんしか紹介されていませんでした。家政婦さん⁉︎とびっくり。確かに助かりますね。2022/12/11
Nat
27
くまさんシリーズは、福音館から5冊出ているのですが、このぼくじょうのくまさんだけが、童話館から出版されています。誘惑から抗えず、この本も購入してしまいました。一冊だけ違う出版社だし、出版されなくなっちゃうと困るしと言い訳しつつ…。今回のくまさんは、一人暮らしではありません。犬と家政婦のマフェットさんと暮らしています。今までねこちゃんがいることはあったけど、家政婦さんがいるなんて、驚きです。今回は牧場なので、動物が色々登場しています。こぶたたちの後ろ姿が可愛いです。最後にベッドに入ったくまさんがパジャマ姿!2025/01/29
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
14
くまさんのシリーズ。今回はのうふ。どの絵本も働き者のくまさん、今回いつも一緒なのはいぬ。そしてなんと家政婦のマフェットさんがいらっしゃる!家事だけでなく、くまさんのお仕事も手伝ってくれるスーパー家政婦さんです。2022/03/28
人間
12
成功した農場経営者とでも言おうか・・・所有物が他の比ではない。広大な土地は元より、乳牛、鶏、豚を飼育している。乳製品加工の仕事場もあり、犬を飼い、家政婦兼助手を雇いトラクターも所有している。市へ行って新たに雌牛と子牛を買ったりもする!牛乳の出荷、バターの製作、鶏卵の採取と販売、動物たちの世話。素敵な一日・・・というより、くまさんの仕事、スケールでかいな?と圧倒される。2020/12/29
のん@絵本童話専門
6
穏やかであたたかなくまさんシリーズ。まさきさんに訳者は変わっていますが、違和感がありません。家畜の世話に、手作りバターに卵や牛乳の販売、酪農家としての丁寧な日常を、丁寧な日本語で丁寧に説明しています。くまさんシリーズらしい、時間やお金といった数への意識、一つ一つの動作が奏でる音、くまさんと人間の温かな交流が変わらずあります。子どもたちはくまさんに自己投影して憧れを抱くのだとか。最初はなんてことのない内容と思いましたが、何度も読み噛み締めるほどに、言葉の響きに魅力され、段々と好きになったのがこのシリーズ!2021/05/17