著者等紹介
さなともこ[サナトモコ]
1951年、山口県生まれ。早稲田大学教育学部中退。出産を機に、それまで勤めていた会社を退職し、執筆活動を始める。投稿作品が、1981年学生援護会文芸賞に入賞、雑誌「パンプキン」エッセイ賞を受賞。三人の子どもを育てるかたわら執筆を続け、『ポーラをさがして』(現 童話館出版)で、新美南吉児童文学賞、産経児童出版文化賞、講談社児童文学新人賞を受ける
かみやしん[カミヤシン]
上矢津。抽象画家。1942年、東京都生まれ。都立工芸高等学校卒業後、写真専門学校へ。ジャパン・アートフェスティバルで優秀賞受賞。東京国際版画ビエンナーレやリュブリアナ国際版画ビエンナーレなど国内外のコンクールで受賞を重ねる。版画、写真、立体など多彩な表現を続けてきた。1990~1993年東京芸術大学、講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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いつでも母さん
152
絶版となっていたが20年ぶりの復刊。タイトルに惹かれて手にする。今、その真っ只中にいる子供達やその周りにいる人たちに手にして声にだして読んで頂きたい。この本が全てだとは言わないけれど、ちょっと考え方を変えるだけでずっと生き易くなるのだと。ここにはそんなヒントがあった。いつまでも14才じゃない。耐えるから辛くなる。あゝそうだね。学校と云う枠に囚われないで。学びはいつからでも始められるよ。だけど、本当に苦しい子は「苦しいよ、助けてよ」とは言えないのだろう・・2018/04/24
たけし&ジャイ子
3
スマホゲームばかりしてないで、ちょっと頭で考えて欲しい本。子どもにすすめた。2025/01/19
うに
3
小さな喜びの積み重ね という言葉が心に響きました。2022/03/18
えりえり
1
今の現実に絶望するのではなく未来への夢や希望を持つことが大切だと感じさせられました。2025/01/19
Misae
1
死にたいと思っている子ども達がこの本を読んだら救われるだろうか。そう思っている子ども達に寄り添うための心の持ちようの参考にはなるなと思った。そして、作者あとがきで大人にも置き換えられるって書いてあって確かに!って感心した。切羽詰まっている子ども達は本を手に取る余裕もないだろうけど、辛い思いをしてる人の手にとどくといいなと思う本でした。挿し絵はこの本の世界観をぐっと広げてくれててとても良いです。2020/09/22




