子どもの文学・青い海シリーズ<br> 身がわり王子と大どろぼう

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子どもの文学・青い海シリーズ
身がわり王子と大どろぼう

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  • サイズ A5判/ページ数 137p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784887501225
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

わがままなホラス王子は、いつもいたずらばかりするのですが、当然一国の王子を罰することなど誰にもできません。その身がわりとなって毎日むち打たれる孤児のジェミーは、叫び声もあげずに我慢しますが、王子はそれが気にいりません。ある日、城を抜け出したふたりは、、森の中で迷ってしまい、街でうわさされる大どろぼうに捕まってしまいます。ジェミーはなんとか逃げようと、あれこれ策を練るのですが・・・。
およそ8~9才から

著者等紹介

フライシュマン,シド[フライシュマン,シド][Fleischman,Sid]
1920年ニューヨークに生まれ、カリフォルニアで育つ。少年時代は奇術に傾倒。その後、サンディエゴ州立大学で文学を学び、新聞記者、雑誌の編集者などを経て、作家となる。初期は、一般向けのミステリーも書いたが、1960年代以降は、児童文学に集中した。『身がわり王子と大どろぼう』で1987年、その年の最も優れた児童文学の著者に与えられる賞であるニューベリー賞を受賞

シス,ピーター[シス,ピーター][Sis,Peter]
1949年、旧チェコスロバキアのプラハに生まれる。プラハの応用芸術アカデミーと、ロンドンの王立芸術カレッジで、絵画と映画制作を学ぶ。1982年にアメリカに移住し、現在も雑誌、アニメーション、児童書、絵本の分野で活躍中。1997年『星の使者』(徳間書店)、2008年『かべ 鉄のカーテンのむこうに育って』(BL出版)でそれぞれコールデコット賞推薦を受ける。2004年『生命の樹 チャールズ・ダーウィンの生涯』(徳間書店)で、ボローニャ国際児童図書展ノンフィクション大賞受賞。アニメーションも含め、他受賞多数

谷口由美子[タニグチユミコ]
1949年山梨県生まれ。上智大学英語学科卒業。アメリカに留学後、児童文学の研究や翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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海猫

71
いたずら好きなあくたれ王子と、王子が悪さをしたとき身がわりにむちの罰を受ける少年・ジェミー。ある夜、この2人は城をぬけ出し、冒険の旅に出た。短めの内容だが展開が二転三転して読ませる。ジェミーの方が聡明で字の読み書きが出来るので、彼の方が王子と間違われたり。災難に見舞われるたび、ジェミーが機転を利かせても王子がぶち壊しにしてイライラした。しかしある時点を境に、王子が成長していく過程が読みどころ。身の程や世間を知り、お話が終わる頃には、あくたれな王子ではなくなっている。作品が説教臭くなく、コミカルなのも良し。2021/03/05

小夜風

29
【図書館】王子が悪いことをしたら王子の代わりに鞭で打たれる「身がわり王子」……昔の王の城には本当にそのような子どもがいたとのことで、ジェミーと一緒に「ちょっ!」って言いたくなりました。ありきたりな昔話に終わらない意外な展開が面白くて、一気に読みました。あくたれ王子の心境の変化が一番意外だったかも。2015/12/18

mntmt

10
ピーター・シスの絵だ!と手に取りました。「月が、悪魔の目のように、ぎらぎら光っていました。」このような表現がたまらなく良かった。図書館の”友だちを作ろう”のコーナーに展示されてました。読み終わって、納得。2015/05/13

のん@絵本童話専門

3
シド=フライシュマンさんとピーター=シスさんのコンビは『かかし』を読んだことがあって、絵もストーリーもどちらもすごく良かった!かなり期待値高く読んでも感じる、確かな読み応えと満足感!ピーター=シスさんの点描がまた細かい!古い時代の雰囲気と薄くもやがかかったファンタジー感があります。身代わりにムチを打たれるとかちょっと残酷だけど、リアリティがあってハラハラします。こちらの方が少しシリアスですけど、『大どろぼうホッツェンプロッツ』に近いものを感じます。ホッツェンプロッツ好きな子におすすめできる!中学年~2021/11/15

timeturner

3
さまざまな驚きや冒険がおりこまれていて、ひねりあり、ユーモアあり、最終的には友情と成長の物語になっているという、いかにもシド・フライシュマンらしいよく出来たお話。どの要素も面白いので、どうせなら倍くらいふくらませてじっくり読ませてもよかったんじゃないかと思ったけど、対象年齢(小学3~4年生)の子どもが飽きずに一気に読める量はこのくらいなのかもしれない。2014/10/22

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