感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ワッピー
26
世界中に輸出されるインドの紅茶。茶葉農園の子ども・タレッシュは学校でもいたずらばかりで真面目に勉強せず、農園のどこに行ってもろくに手伝うこともできず、とうとう村を追い出されてしまう。そんなタレッシュがふるさとを離れ、たどり着いた村は貧困に陥っていた。助けを求められたタレッシュははじめは街に出て物乞いをして食糧を調達するが、ついに村に産業が必要だと気づく。そしてこれまでさんざん親方にどなられてきたことを、今度は村人に伝えはじめる・・・。殖産興業の重要性と悪童の取り合わせ、躍動感のある絵柄も楽しい本でした。2024/05/11
ばいか
0
筋金入りの役立たずだったタレッシュが、王子として扱われた物乞いの村を、教わっていた茶づくりの技で豊かにする、そんな話。しかし、タレッシュ、新しい村でも働くわけじゃなく指示だすだけだし、なぜうまくいくんだ? あ、落ち着きがなかったおかげで、確かにタレッシュ、お茶づくりの工程のすべてを見てるな。そして、父にも助けを求めて・・語り部、かあ。2012/05/01
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