出版社内容情報
夏休みのある日、ジャネッタは、おかあさんと一緒におじいちゃんの家を訪ねました。田舎の古ぼけた建物やラバにジャネッタは居心地の悪さを隠せません。星がまたたきはじめ、おじいさんとお母さんとジャネッタはポーチの階段に座って話をします。「庭に、星がおちてきたのも、こんな夜だったな」とおじいさん。おかあさんは、またばかな話、と言うけど、ジャネッタはおじいさんの話にすっかり夢中です。次の日、おじいさんと魚釣りに行きジャネッタは「魚語」を理解できるようになり、ラバとも仲よしになります。そうしてみんなに名前をつけてあげるのです。「おまえさんがくるまで、わしらは、名前もなくて、どうやって暮らしてたんだろうな」「私にも、それがふしぎなの、おじいちゃん」(編集企画室 U・A)
およそ7~8才から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
nukowan
8
あら。すてきな物語でした。『おじいちゃんの家』というタイトルが改題されたそう。主人公の女の子が母親と一緒に郊外のおじいちゃんのところに行くお話。まさか宇宙人が出てくるとは思いませんでした。挿し絵もすてきで描けそうでいて絶対にこんなに魅力的に描けない見事な絵で好きな絵柄でした。旅行と新しい場所への期待に反して最初は田舎の泥臭さに幻滅していた主人公。だんだんとその魅力に気づいていく物語。おもしろかったです。2025/11/12
ネジとサビ
8
素敵!この本大好きです。2020/09/05
ちどり
6
ああいい本だったなあ。 こどもはきっと こんな田舎にあるおじいちゃんちに行きたいと思うだろうし 大人はこんなおじいちゃん最高!ってなって ノスタルジーにひたれるだろう。2020/08/28
ヒラP@ehon.gohon
6
同じ作者、同じ絵で、訳者が違う。 作家も絵かきも同じであれば、残りは訳者しだいだと感じました。 「家」が「ところ」に変わり、「流星号」が「星のきらめき」に変わり、その他にもネーミングの上で、作者らしさを出しているように思いました。 絵もストーリーも同じ人物なだけに、訳者勝負だと思います。 ところで『おじいさんの家』では、スズメバチだったのがただのハチとなっています。 この違いは大きいように思うのですが。 ちなみに『おじいさんのハモニカ』では、マルハナバチとなっているようです。2010/07/20
pascal
1
いいおじいちゃんです2019/06/28




