内容説明
生まれ、守られ、育まれ、いつか自立し、やがて大空へ翔びたちゆく…。今、見つめていたい自然のままに、子がものプルッフの巣立ち。生きものの生態とドラマを、清冽に描く絵本。
著者等紹介
フォシェ,リダ[フォシェ,リダ]
1899~1955。チェコスロバキア・プラハに生まれる。若い頃より、恵まれない立場にいる子ども達への教育にかかわった。そのことを通して、『カストール叢書』の著者ペール・カストールと出会う。のち、彼と結婚し、パリにて他界
ロジャンコフスキー,フェードル[ロジャンコフスキー,フェードル][Rojankovsky,Feodor]
1891~1970。ロシア・ミタワに生まれる。イラストレーター、作家。自然に親しみながら、長じてモスクワ美術学校に学ぶ。1914年から1917年にかけ、陸軍に画家として役した後、ロシア革命の間、ウクライナの子どものための本に挿絵を描き始めた。内戦から逃れてフランスに渡り、パリに身を寄せた。そこで、アメリカの編集者に見出だされ、次いで、リダ・フォシェとの出会いから、『野うさぎのフルー』や『りすのパナシ』『かわせみのマルタン』『くまのプウル』『かものプルッフ』のシリーズの絵を手がける。挿絵を描いた作品は100点にものぼるが、そこには、いずれも、いきいきとした色彩、ゆたかな自然観察という、彼の絵の特質を見ることができる。コルデコット賞受賞画家
いしいももこ[イシイモモコ]
1907生まれ。浦和市に生まれる。日本女子大学卒業後、編集者として出版社に勤務。その後、アメリカへ渡り、こどもの本、図書館について学ぶ。帰国後、こどもの本の翻訳家、作家として、戦後まもなくの、わが国児童文学界の草分けのひとりとなる。その功績により、1953年、菊池寛賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gtn
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
花林糖
seraphim
ペイトン