出版社内容情報
かえるのウィリーが、どぶねずみどもにさらわれた!ねずみのチムたちは、いかだで追跡。でも、相手は凶暴なやつら。はたして・・・。
およそ5~6才から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
172
かやねずみのチムとはりねずみのブラウンが、かえるのウィリーを探す冒険物語。川から流れてきた小瓶に入っていた手紙には助けを求める声。ドブネズミに拐われた。お手製の赤い帆を張った筏でウグイに出会う。居場所を知っているよ。荒波を越えて辿る。ここだよ。気をつけてね、チム。細長いロープを慎重に伝っていく。足の震えが止まらない。目を覚まさないように息をころして通り過ぎていく。溢れ出る緊張感。なぜ捕まったのかは描かれていないけど、ワクワクドキドキ、小さな生きものにとっては大河のような躍動感。ずっと読んでいたい絵本です。2023/06/18
mug
54
川で見つけた瓶入りの手紙に書かれていた「たすけて!~」との言葉。ねずみのチムは、手紙の主ウィリーを助けに行くことに。立ち向かっていくチムの強さに惹かれると同時に“がんばれ!”と力が入ってしまう。カラーのページと白黒のページが交互になっており、想像力をかきたてられる感じがする😊2021/01/15
たーちゃん
22
カエルのウィリーを助けるために大冒険。息子は絵本の世界に入り込んでいたようです。こういうドキドキワクワクの冒険もの、どうやら好きなようです。2021/09/21
mntmt
22
いかだで川を下るシーンが好き。2016/08/11
Cinejazz
14
〝野ネズミの<チム>と針ネズミの<ブラウンさん>が、凶暴なドブネズミ一味に捕獲された蛙の<ウィリ->を救助するため、筏で追跡を始めますが、行く手には様々な困難が待ち受けていました! 果たして、囚われの身のウィリ-を助け出すことが出来るのでしょうか?・・・〟スリルあふれる活劇風スト-リ-と動物たちの戯画は、むかし懐かしい紙芝居の世界を思いおこされる冒険物語。🐭🐡🐸2023/06/24