リーサの庭の花まつり

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  • サイズ B4判/ページ数 32p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784887500310
  • NDC分類 E
  • Cコード C8797

出版社内容情報

リーサは森のはずれの小さな家におばあちゃんと住んでいます。リーサの家の庭にはきれいな花壇や野菜畑があり、垣根の外も花でいっぱい。マーガレット、けし、クローバー・・・名前を全部呼ぶのは大変です!ある日リーサが遊んでいると、夏至の妖精が現れてリーサを夏至まつりに招待します。夏至の妖精がリーサのまぶたに注いだ花のしずくの力で、リーサには、大人には見えない花たちの姿を見ることができます。夏至まつりが始まり、そこでは、美しいバラの女王が、お客様の花々を歓迎します。草原の花たちも、森の花たちも、池の花たちも。家の植木鉢の花たちも階段を降りて参加します。すると垣根のほうが騒々しくなりました。雑草たちが、垣根を隔てて、野菜たちと言い争いをしています。花たちは集い、歌をうたいます。鳥たちも参加します。バラの女王の所望で、カエルが子守唄を歌い始めます。そうして花々もリーサも眠りにおちる頃、リーサの庭の夏至まつりは終わるのです。(編集企画室 U・A)
およそ7~8才から

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ままこ

81
自然豊かな森のはずれで暮らすリーサが庭で体験したファンタスティックで不思議な花まつり。小動物の歌も交えて賑やかに行われる。色んな種類の草花が登場し絵も可愛らしくて綺麗。途中雑草達とのいざこざはあるけど終わりは穏やかに…。夏至の時期に読むのがおすすめ。2019/05/04

gtn

22
たまたま自分が人間の口に合ったというだけでいい気になり、雑草を見下げる野菜たち。卑下することなく、自らの尊厳を歌い上げる雑草たち。勝負はついている。女王も真実に気付いていることを信じる。2020/08/08

ひな

17
今月のぶっくくらぶより長女用その2。夏至祭り、初めて聞きました。北欧の人々にとって夏はやはり特別なものなのだなあ。リーサの庭で開かれる、花や野菜の精たちのささやかなお祭りの様子が優しい文章と柔らかいタッチの絵で描かれる。いろんな花や植物が出てくるけど、中でもきんぽうげの親子が微笑ましくて好きでした。そして雑草の歌がいかにも雑草らしくって、面白かったです。2016/06/30

ペイトン

15
たくさんの花の精が出てきます。知らない花がいっぱい。雑草たちにも優しい目を注ぐ作者の気持ちが伝わってきます。2015/08/05

ぐっちー

13
花の妖精たちが集まって、夏至を祝う、とても素敵な絵本でした。美しい!時おりミュシャの絵のオマージュがあったり。妖精たちのコスチュームがとにかく素敵でした!2012/02/11

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