出版社内容情報
いなくなってしまった子ガモを探して母ガモときょうだいたちは池の住人たちにたずねまわります。“うちのこ みませんでした?”けれど…。
さて子ガモを見つけることができるのでしょうか?お子さんと会話をしながら楽しんでください。
およそ1~2才から
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
退院した雨巫女。
13
《住人-蔵書》親鳥が、子供を探して、なかなか見つからず、(身近にいるんですが)探す姿が、健気。2020/05/20
遠い日
9
子ガモが1羽、巣から出て行った。その子を探す、母さんカモときょうだいたち。描かれた絵の中のどこにいるかな?と、親子で楽しめます。ことばは少なく、その分、絵から只今の状況を読み取る。1羽に振り回された夜は、みんなぐっすり。2017/04/11
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
8
カモのひなが1羽蝶々を追ってどこかに行ってしまった。お母さんは色々な生き物に訪ねながらひよこを探す。『さがして さがして みんなでさがして』 https://bookmeter.com/books/195316 福武書店1986年発刊(とうま ゆか訳)、2000年に童話館から訳(はるみ こうへい)を替えて復刊 【1985年 コールデコット賞 オナーブック 】(日本で翻訳された絵本)2023/11/08
kiki
6
《娘の本棚》0歳の時の本で(たぶん)唯一残している本。ある朝早くに巣を抜け出すコガモと、それを残された親鳥とコガモ達が探して見つけるだけの話なのだけれども、探しているどのページにも探されているコガモがチラっといる。文章も本当に少なくて単純な話の分、紙いっぱいに描かれた雄弁な絵にユーモラスさが詰まっていて、とても印象に残る本。子供と一緒に、隠れたコガモを探すのも楽しかったな。そして、コガモが一羽いなくなってしまったのに、ぜんぜん慌てなくて散歩かな?と思うほど落ち着いた親鳥が好きだった。2020/07/02
イータン
6
すばらしく美しい絵。娘は、文字がある程度あった方が絵本の食いつきが良いので、文字がないと絵を見る間もなくページをめくってしまう。もう少ししたら、迷子の赤ちゃんを探して楽しんでくれるのではないだろうか。わたしはとても好きだ。2011/07/23