内容説明
幕末・明治期を生きたサムライ・田崎草雲。足利藩士、日本画家、そして当代きっての教養人として生きた草雲の姿を、多彩な画業と松浦武四郎や河鍋暁斎など、幅広い交友関係や逸話などから探る。
目次
第1章 草雲の画業(明治時代の画家としての業績;草雲の画法;草雲の画論;江戸時代の草雲絵画)
第2章 人間草雲―画家の立場を離れて(藩政との関わり―足利藩士として;足利における草雲の業績;語り継がれてきた草雲)
第3章 家系と交友(草雲の自画像と家族のこと;真名子のこと;草雲の友人たち;草雲の弟子たち)
第4章 画聖草雲(草雲と近代絵画の接点と;草雲絵画が目指したもの;草雲の雅号と白石山房)
著者等紹介
亀田浩三[カメダコウゾウ]
1946(昭和21)年、茨城県古河市生まれ。栃木県立栃木高等学校、明治大学法学部卒。1976(昭和51)年、結婚を機に栃木県足利市に籍を移し、蔵を活用したコーヒー専門店「珈琲蔵」を経営する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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