内容説明
「少子・高齢化から考える福祉」。福祉施設は「利用者を支え・家族を支え・地域を支え・職員を支える」使命があり、施設運営は「そこに働く職員の意識と行動」によって左右される。そして、福祉施設の現場は「利用者の生き方に関わる職場」である。老人保健施設に関わった著者からのメッセージ。
目次
職場研修の充実を
利用者と家族の食事会の風景から
仕事のやりがいを感じて―五月の職員アンケート調査結果から
何故、与薬のミスや転倒・創傷事故などが減らないのか
伝わる・広がる・結びつく―施設の夏祭り
職員が変われば施設が変わる・利用者が変われば地域が変わる
命を支える・命をつなぐ・命を看取る―震災・被災地の特別養護老人ホームの取り組みから
全般的に好意的評価、しかし是正改善の必要がある意見・要望も―介護サービスに関する利用者・家族のアンケート調査から
開かれた施設を目指して―地域福祉講座を企画・開催
特色ある処遇・支援を目指して―他の施設などから学ぶ〔ほか〕
著者等紹介
山田昇[ヤマダノボル]
1944年栃木県茂木町生まれ。仏教大学社会学部社会福祉学科卒業、日本社会事業大学大学院博士前期課程修了。奈良大学文学部文化財歴史学科卒業。1964年から2002年3月まで栃木県庁職員として福祉行政に従事。1998年4月から2002年3月まで栃木県社会福祉協議会事務局長。2002年4月から2004年3月まで社会福祉法人桜和会特別養護老人ホーム「大栗の里」施設長。2002年4月佐野短期大学社会福祉学科教授。(現・総合キャリア教育学科)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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