内容説明
座禅院昌尊の生涯が明らかに!徳川家康の日光東照宮が鎮座する以前、中世の日光山は300余坊が割拠する大寺院であった。これを統括した最後の権別当・昌尊を知らずして日光は語れない。上三川城主、今泉家の歴代当主列伝。昌尊の実家・今泉家は宇都宮一族として勇名を馳せた。新事実を盛り込んだ力作。
目次
第1章 座禅院昌尊(昌尊の生い立ち;日光山の歴史;昌尊の青年期;昌尊、座禅院に就任;離山の理由と諸説;判明した昌尊の没年;昌尊関連年表)
第2章 上三川城主今泉家(今泉元朝(いまいずみもととも)
今泉盛朝(いまいずみもりとも)
今泉盛泰(いまいずみもりやす)
今泉盛高(いまいずみもりたか)
今泉泰高(いまいずみやすたか)
今泉泰光(いまいずみやすあき)
今泉高光(いまいずみたかあき)
今泉宗高(いまいずみむねたか)
今泉家当主 今泉淳)
著者等紹介
恩田浩孝[オンダヒロタカ]
郷土史研究家。1981年3月、栃木県鹿沼市生まれ。1999年、栃木県立鹿沼東高等学校卒業。2003年、白鴎大学経営学部卒業。2011年、京都造形芸術大学通信教育部博物館学芸員課程修了。栃木県歴史文化研究会会員。栃木県の中世史を中心に研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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