内容説明
チョウやトンボを追いかけ、甲虫類を見つけて歩いた虫採り山歩。全国的にも珍虫として知られるハラグロノコギリゾウムシや、栃木県初記録となったツヤヒメアリガタバチなど昆虫好きにはたまらない。
目次
県北の山(三本槍岳、朝日岳、茶臼岳―登山道の石上に多いコメツキムシ;南月山、白笹山―ダニとサルとアカガネカミキリ ほか)
日光の山(芝草山―ピラミダル、大岩、ゾウムシ類;田代山、帝釈山―湿原の花上に群がるアブ、ハエ類 ほか)
前日光・足尾の山(火戸尻山―虫の少ないスギの美林;鶏鳴山―ハンミョウの棲むスギ、ヒノキの美林 ほか)
県央・県東の山(羽黒山―低山ながら虫多く、珍虫も潜む;篠井富屋連峰―山頂を占有し、スクランブルを繰り返すミヤマセセリ ほか)
県南の山(谷倉山―「渡り」の途中か、花上に群れるイチモンジセセリ;三峰山―アカソハムシ棲む信仰と石灰石採掘の山 ほか)
著者等紹介
稲泉三丸[イナイズミミツマル]
1939年山形県酒田市生まれ。宇都宮大学農学部卒。元宇都宮大学教授。農学博士。専攻は応用昆虫学。現在、宇都宮大学名誉教授。環境省稀少野生動植物種保存推進員。専門分野では、主にアブラムシの生活環や多型に関する研究を行い、日本昆虫学会誌や日本応用動物昆虫学会誌等に発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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