内容説明
夫を亡くした五十歳の奈保子に、高知国体出場の話が持ち上がった。国体まで1カ月しか残されていない。ヨットレースの経験すらなかった奈保子を渡良瀬セーリング倶楽部の仲間たちが全力をあげて応援した。成績は残せなかったが、クラブ員とその周囲は燃えに燃えた。しかし、その間国体が抱える問題点も見えてきた。渡良瀬遊水地のあり方とは。
目次
はじまり
夫が残したもの
渡良瀬セーリングクラブの仲間たち
特訓がはじまった
館山で腕試し
おいこみ練習
本番、高知夜須町
それから
あとがきにかえて
著者等紹介
洪誠秀[コウセイシュウ]
昭和50年、信州大学医学部卒、癌研、スローン・ケタリング癌研究所などを経て、昭和64年から独協医科大学病院に勤務
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