内容説明
「のはらうた」が生まれて40年。詩人・工藤直子とベストセラー絵本画家・あべ弘士が久しぶりに組んだ絵本。国語の教科書でもおなじみ「おれはかまきり」など25編の詩と美しい絵のコラボレーションをお届けします。
著者等紹介
工藤直子[クドウナオコ]
1935年生まれ。10代から詩を書き始めた。詩や童話の作品多数
あべ弘士[アベヒロシ]
1948年生まれ。旭山動物園で25年間、飼育係としてさまざまな動物を担当する。「あらしのよるに」で講談社出版文化賞絵本賞受賞。そのほか受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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starbro
128
昆虫の表紙絵に魅かれて読みました。工藤直子、初読です。 「のはらうた40周年記念」、詩と自然界の生物たちのコラボ、素敵な絵本でした。 https://dowa-ya.co.jp/books/%E3%81%AE%E3%81%AF%E3%82%89%E3%81%86%E3%81%9F%E7%B5%B5%E6%9C%AC/2024/12/12
とよぽん
41
あべ弘士さんの絵によって、工藤直子さんの詩のおもしろさがさらに増幅され、眺めて読んで、また眺めて楽しめる。ユーモアたっぷり、生き物や自然への愛があふれている。学童保育の子どもたちに紹介したい。2025/04/26
東谷くまみ
33
「はるとうばん」もりのくまみ🐻 うとうとしてたらね、ごそごそにょきにょき 土のうたがきこえてね、そよそよ~っておはなをくすぐられてね。あ、はるだーってわかったの。そこからはわたし、早かったよ。お耳のねぐせなでつけて、じまんの三日月ペンダントをむねにつけて、冬のあいだお世話になった穴にさよならして、みんなを起こしにいったんだ。だってわたし、はるとうばんだもん。2025/02/17
anne@灯れ松明の火
24
新着棚で。「のはらうた40周年記念」で、あべ弘士さんが絵を担当。敬老会で紹介。詩は読まず、作者の名前だけを読んで絵を見てもらい、気になる詩を挙げてもらったら、「けやきだいさく」さんの「いのち」が選ばれた。スタッフに、大きめの紙に書いてもらい、一緒に声を出して読んだ。「心臓が小鳥? そんなの考えたこともなかった」「深いなあ」 「絵本って、子どものもんじゃないな」「ほかの詩もみたいから回して!」 敬老会の絵本の時間、始めた頃は「子ども扱い」と思っていた人にも受け入れられるようになった証拠。うれしい! 2025/02/16
mntmt
6
あべ弘士さんの描く生き物が好きです。2025/01/14