感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
30
不登校の子たちや、学校生活についていけない子たちに、読みがたりしてあげたい絵本です。 集団生活の中で過ごす時間は、それが苦手な子にとってはストレスばかりです。 人と違って良いんだよと、その当たり前を、改めて感じられるって素晴らしいことだと思います。 自分は自分で良いのだと、自信をもってもらえる絵本だと思います。2022/06/05
anne@灯れ松明の火
21
遠い方の新着棚で。初読み作家さん。表紙のイメージは爽やかだったけれど、話の前半はちょっとどんよりしていた。好き嫌いがはっきりしていて、勉強は苦手で、友達のいない女の子。一体、どう展開するの? 彼女に気づかせた、彼女を変えたのは、ママの言葉だった。よかったね。でも、今まで、ママは娘の様子に気づかなかったのかなあ。ちょっと、ひっかかった。絵は、ガブリエル・エヴァンスさん。ピーター・レイノルズさんに似ている気がした。他にもそう思う画家さんがいたなあ。こんな感じの絵、最近、多いのかな。2022/01/30
Cinejazz
14
〝「あさ 目が 覚めた。 学校なんて 行きたくないもん。 みんなは 学校が好きみたい。でも私は だいっ嫌いよ。 友だちはいないし ひとりが いいんだもん」…なにをしても下手だし、みんなと同じように出来ない私。そんな私にママは言う『ひとと違ってて いいんよ。 違っているから 素敵なのよ』だって…。私には大好きなことがある。 絵を描くこと…〟 野原には、黄色い花がいっぱい咲いている。 私は私。 青い花の絵を描く私。 そんな自分を好きになるまでの 彼女の物語。2024/12/09
遠い日
9
この子は自己肯定感が低いかのような設定ですが、そもそも好き嫌いがはっきりしていて、みんなのできることができないという認識も、自分はこれが好き!という自覚も、かなり周囲の観察力があるし、学校が大嫌いで行きたくないとうことをママに言えるということも、発信の能力があると言えます。ただ学校という場所で求められることに過剰に反応していただけ。ママのことばがぐっとくるなぁ!2022/01/20
NOYUKI
3
なんとなく中途半端なかんじ。言いたいことはわかるけど。どことなく突き放された感じがしてしまった。2022/06/27