感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
29
不登校の子たちや、学校生活についていけない子たちに、読みがたりしてあげたい絵本です。 集団生活の中で過ごす時間は、それが苦手な子にとってはストレスばかりです。 人と違って良いんだよと、その当たり前を、改めて感じられるって素晴らしいことだと思います。 自分は自分で良いのだと、自信をもってもらえる絵本だと思います。2022/06/05
anne@灯れ松明の火
20
遠い方の新着棚で。初読み作家さん。表紙のイメージは爽やかだったけれど、話の前半はちょっとどんよりしていた。好き嫌いがはっきりしていて、勉強は苦手で、友達のいない女の子。一体、どう展開するの? 彼女に気づかせた、彼女を変えたのは、ママの言葉だった。よかったね。でも、今まで、ママは娘の様子に気づかなかったのかなあ。ちょっと、ひっかかった。絵は、ガブリエル・エヴァンスさん。ピーター・レイノルズさんに似ている気がした。他にもそう思う画家さんがいたなあ。こんな感じの絵、最近、多いのかな。2022/01/30
遠い日
9
この子は自己肯定感が低いかのような設定ですが、そもそも好き嫌いがはっきりしていて、みんなのできることができないという認識も、自分はこれが好き!という自覚も、かなり周囲の観察力があるし、学校が大嫌いで行きたくないとうことをママに言えるということも、発信の能力があると言えます。ただ学校という場所で求められることに過剰に反応していただけ。ママのことばがぐっとくるなぁ!2022/01/20
NOYUKI
2
なんとなく中途半端なかんじ。言いたいことはわかるけど。どことなく突き放された感じがしてしまった。2022/06/27
たくさん
1
なんか日本人の感性がだいぶあるなあっていうくらい、海外の本という気がしなかった。学校へ行きたくないという感覚は私もあったけど、私は乗り越えれた。どの子にもどういう事情にも多岐にわたって、この子のように過ごせるかもしれない粗相でないかもしれない。ただ共感できるというところにこういう本の価値がある。少しでもこういう気持ちがわかれば、この本の意味があってよかったなあって思えるだろうな。2021/12/27