折々のうた 春夏秋冬・春

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折々のうた 春夏秋冬・春

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  • サイズ A6判/ページ数 155p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784887471283
  • NDC分類 911.04
  • Cコード C0092

出版社内容情報

現代の万葉集「折々のうた」を、後世にのこすべく名詩・名解説を精選。若い読者を考え新たに注を加えた、春夏秋冬の全4巻。詩歌は言葉のふるさとです
日本語グルメ大岡信の案内で
四季の旅に出ませんか   ―谷川俊太郎

あの「折々のうた」(大岡信・著)が、童話屋のポケット版詩集全4巻になって新発売!

●「折々のうた」は――
大岡信が1979年1月25日から2007年3月31日にかけて
『朝日新聞』朝刊1面に連載したコラムです。

詩歌の国・日本の千年の歴史を物語る、現代の万葉集、足かけ29年の著作、
実に6,762編の中から、春・夏・秋・冬それぞれ68編を選びぬき、全4巻にまとめました。

●企画者「折々のうたを読み伝える会」の一同は、
 みな大岡さんの「折々のうた」ファンであり、読者であり、友人です。

企画編集 折々のうたを読み伝える会
   谷川俊太郎(詩人)
   山田馨(元岩波書店編集者)
   中村謙(元朝日新聞記者)
   田中和雄(童話屋編集者)
装幀 安野光雅

●解説執筆も、名だたる「折々のうた」ファンが担当します。
春編…まえがき・谷川俊太郎 解説・中村謙
夏編…解説・工藤直子
秋編…解説・長谷川櫂
冬編…解説・俵万智

<童話屋・創業40周年記念出版/2016年刊行開始>

大岡 信[オオオカマコト]
1931(昭和6)年、三島市生まれ。詩人。歌人大岡博の長男。父と窪田空穂の影響で、沼津中学時代に作歌・詩作を行う。一高文科から東大国文科卒業。在学中に「現代文学」、卒業後「櫂」に参加し、「シュルレアリスム研究会」「鰐」を結成。読売新聞外報部勤務を経て、明治大学・東京芸術大学の教授をつとめた。詩と批評を中心とした多様な精神活動を行い、また連歌から発展させた連詩を外国人とも試みている。日本芸術院会員。
詩集―「記憶と現在」「春 少女に」「ぬばたまの夜、天の掃除器せまつてくる」「旅みやげ にしひがし」「丘のうなじ」など。
著書―「折々のうた」「新折々のうた」など多数。

目次

石ばしる(志貴皇子)
ものの種子(日野草城)
畑打つや(阿波野育畝)
鴬の(与謝蕪村)
むめがかに(芭蕉)/処どころに(野坡)
大空は(藤原定家)
東風吹かば(菅原道真)
赤い椿(河東碧梧桐)
かたまつて(渡辺水巴)
地虫出て(上野章子)〔ほか〕

著者等紹介

大岡信[オオオカマコト]
1931年静岡県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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しゅてふぁん

49
大岡氏撰の春の歌。俳句も多く採られており、普段は読むことがないので新鮮だった。たった十七文字にどれだけの思いが詰まっているんだろう。そのまま読むと何てことないんだけれど、きっともっと深い何かがあるよね、と思いながら読んだり読まなかったり(笑)その日の気分で楽しんだ。春を詠んだ歌は桃色・黄色・空の色…明るくて生命力を感じることができていいな♪2019/03/18

しーふぉ

24
日本語の美しさや多様性を感じられ日本人であることの幸せを実感します。2022/06/04

クラムボン

11
3年ほど前に読みました。その時は新聞連載には短い文章が相応しいけど、一冊のアンソロジーになると物足りないなと思いました。しかし去年になって秋編冬編を読み、そして今回春編を読むといつの間に馴染んでいました。そして春のうたは気持ちを浮き立たせます。晩唐の詩人于武陵の五言絶句の後半部「花発(ひら)いて風雨多し/人生別離足る」を井伏鱒二が【ハナニアラシノタトヘモアルゾ「サヨナラ」ダケガ人生ダ】の訳詞をつける。大岡さんは「もって自在な訳詞の妙を知るに足る」と解説。大胆不敵な訳詞には思わず快哉を叫びそうになりました。2021/04/10

Y.yamabuki

9
新聞で「折々のうた」を読み始めたのは、掲載終了間近だった。いつかまた読みたいと思っていたが、こういう形で出版されていて嬉しい。万葉集から現代までの和歌、俳句などから解りやすいものや教科書にのっているような馴染みのあるものが選ばれている。一番目は、志貴皇子の「石ばしる垂上の」の歌そしてラストは、芭蕉の「行春や」の句でどちらも好きなもの。若い人に読んでほしいとのことだが、私のような初心者にもピッタリ。見開きで一つの作品という構成のため、それぞれ揺ったりと味わえ、文庫のハードカバーというのも気に入っている。2019/03/28

M

5
短歌,俳句の五七調はもちろん、日本語独特の調べ、リズムを耳と心で感じることができる作品が数多く記載されており、目に見えないものを感じる力、その感性が日本人の豊かな文化の背景にある力なのかもしれない。 「鶯の 啼くや 小さき口あいて」 「蒲公英の 絮吹いて すぐ仲良しに」 「私の耳は貝のから 海の響きをなつかしむ」 「肩車 上にも廻る 風車」 などは特に言葉を超えたものを感じさせられた。自分も旅行の際などには一句読めるような感性を持ちたいと思わされた。2019/04/24

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