内容説明
谷川俊太郎さんが編集し安野光雅さんが装幀して新しい詩集が生まれました。詩集の存在そのものが馥郁たる香りを放つ新しい詩になりました。
目次
うたのように2
さむい夜明け
春のために
可愛想な隣人たち
夏の訪れ
虻
水底吹笛
懸崖
おはなし
さわる〔ほか〕
著者等紹介
大岡信[オオオカマコト]
1931年静岡県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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風花
13
四月五日、日本の詩壇を牽引されていた巨星がひとつ、落ちました。本書は、もうひとつの巨星であり、大岡さんの親友でもある谷川俊太郎さんによる選詩集です。『砂浜にまどろむ春を掘りおこし/おまえはそれで髪を飾る おまえは笑う/波紋のように空に散る笑いの泡立ち/海は静かに草色の陽を温めている』「春のために」より、感想にかえて。謹んでご冥福をお祈りいたします。2017/04/06
犬養三千代
6
2015年6月6日 谷川俊太郎が選んだ大岡信。 らしいよねって感じ。素直に谷川俊太郎を味わったほうが良い。難解。2019/01/16