おいっちにおいっちに

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  • サイズ B5判/ページ数 1冊(ペ/高さ 24cm
  • 商品コード 9784887471146
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

内容説明

つみきであそんであげるから、まいにちおいっちにしてあげる。いつまでもげんきでいてねおじいちゃん。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chiaki

41
ボビーがまだよちよち歩きの頃、手を添えてあんよを教えてくれたおじいちゃん。古い積み木で遊んでくれたおじいちゃん。膝の上でおはなしを聞かせてくれたおじいちゃん。遊園地の思い出…。病に倒れ帰ってきたおじいちゃんはまるで別人。戸惑うボビーの背中を押したのは、きっとおじいちゃんとの思い出の数々。以前読んだ『とっときのとっかえっこ』に似て、切なくも温かくじんわりと涙する。ばぁばのことが大好きな長女は何度もこの本を読み返していました。2021/04/13

たまきら

31
内容も知らずに表紙が気に入って借りてきた本。認知症のじいじがいるオタマだからかもしれないけれど、この本を一人でずっと読んでた。ずいぶんしてから持ってきて、「このお話いいよ」。一人で全部読んで内容も説明してくれた後で、「オカンと読みたいな」…読んでいると、台所で魚をおろしている夫の手が止まっている。あっ泣いてる…。2016/12/16

遠い日

23
祖父と孫の固い絆に胸が熱くなる。一度は病に倒れ、もう元のようには戻れないと宣告されたおじいちゃん。けれど、孫のボビーは決して諦めない。治ると信じておじいちゃんの世話を根気よく続ける日々。遅々とした歩みながら、確実な変化を見せるおじいちゃんに、ちゃんと治癒の可能性はあったのだ。人間の可能性の大きさに、打たれる物語。2015/11/23

Cinejazz

22
〝ボビ-は、ぼくの名前です。ボブお爺ちゃんは、ぼくの一番の親友でした。ボビ-のボの字は、お爺ちゃんから貰いました。ぼくが、よちよち歩きのとき「ほら、こっちの足を出してごらん。つぎは、そっちの足。 そうそう、あんよは、上手...おいっちに、おいっちに」って、歩き方を教えてくれました・・・。 ぼくが5歳になったあの日、お爺ちゃんは脳の病気になって入院しました 「お見舞いにいくよ」と言うと 「いまは誰にも会えないんよ」と、父さんが言います。 「お爺ちゃんは、手も足も動かせないの。お話しも無理。ボビ-の顔を↓2025/06/11

gtn

20
祖父に愛情を注がれた孫。その孫が今度は祖父に恩返し。慈悲の力を知る。2025/01/31

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