出版社内容情報
●算数から数学への橋渡し
●中学進学が決まったら、すぐに読もう!
算数を卒業して、数学を学ぼうとしているのだけれど、いきなり「高校への数学」にとりかかるのはちょっと…という(大多数の)新中学1年生にピッタリの本ができました。
この本には、中学の3年間で学ぶ新しい事項が一通り、しかもコンパクトにまとめてあります。その解説を読み、練習問題をこなしていくことによって、「高校への数学」や増刊号「レベルアップ演習」などに無理なく進んで行けるはずです。
中学の数学を一刻も早く究めたいと思っている人に最適の書です。
本書の構成
第1部:数学の世界に入っていくために
どうしても必要な万能の鍵をゲット!
(正負の数、文字式の扱い)
第2部:算数と数学に共通の分野を概観
(文章題、線分比・面積比、場合の数・確率)
第3部:いよいよ未知の世界へ(ここが本編です)
第1章:数式編(展開・因数分解、無理数、2次方程式)
第2章:図形編(三平方の定理、円、立体)
第3章:関数編(1次関数、2次関数)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Prince of Scotch
13
とりあえず通読する。小学校を卒業したばかりの新中学一年生に向けて、3年間学ぶ中学数学の「見取り図」を案内するガイド本だ。本書に一通りあたることで中学数学の全容が認識できて、日々の学習が「戦略的」になるのではなかろうか。デキる生徒さんは本書を足がかりに、よりレヴェルの高い問題に挑戦するもよし、普通の生徒さんは学習の「羅針盤」として時間をかけてじっくり取り組むのもよいだろう。使い方はどうあれ、本書は学校数学の「鳥羽口」を分かりやすく具体的に説明してくれている良書なのである。2020/05/14