出版社内容情報
●実力上位中学生が無理なく解ける第1部から、大学受験最高峰の第3部、第4部までで構成。
●基本となる考え方を系統的に学ぶことで、疑問や苦手意識が氷解。
●誰もが一度は通るべき問題、面白く定評のある問題を、最も典型的な形で提示することで、楽しみながら問題を解いているうちに、必須手法や高度な考え方が自然と身につくように工夫した。
分野別シリーズの特徴は、似た問題、同じ手法を系統立ててまとめていることです。どんな良問でも、ばらばらな1問の積み重ねだけでは、余り効果はありません。類似した問題の関連を理解したり、一見異なる問題の背景にある共通性に気づいたり…複数の問題をリンクさせてこそ、実力は倍加するのです。
もう1つの特徴は、目的に応じて、使い道を変えられる構成にあります。‘数え上げ’が苦手で、基礎に穴がある受験生は、第1部のやさしめ(A、Bマーク)のついた問題で、チェックすればよいし、本格的に基礎から学びこの分野を得点源にしたい人は、第1部、第3部をやればよいでしょう。もっと本格的にやりたい人は、第1部の研究問題と第2部、第4部を中心にやる手もあるし、逆に短期間で大学入試の必要最小限の常識をつけたい受験生は、第3部だけを速習する手もあります。
このように、様々な用途に応じて、使い分けられるところに‘分野別’の強みがあるのです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
LUNE MER
11
ドラゴン桜に感化されてまた開く。整数の問題って悩んだ挙句自力で解けなかったときも、解答を見てその鮮やかな手法を追いかけるだけでも目から鱗、技法の美しさを堪能できて素直に「有難うございました!」という気分になる。受験生のときにこれくらい体系だって理解出来ていたらもっと見通し良く勉強出来ただろうな…。当時の自分と今の自分、どちらが上か勝負してみたい。2021/06/29
P.N.平日友
9
プログラミングには役立たないかもしれないけれど、数論に興味が出てきたので手にとった。受験対策目的ではない。ひとまず、4章あるうち1,2章を1サイクル回した。 16パターンに分類された1章と知識を整理する(プラスα)に触れただけでもかなり面白く、解けなくてもそうゆうアプローチをするのかと、昔にはなかった感動があった。早速2週目‥ 余談。数学をやるとこころなしか文章が上手くなっている気がする。2021/02/11
LUNE MER
6
高校数学の範囲でもこんなに美しいものに触れることが出来る。この有り難みよ。
まつど@理工
5
この本改訂されないと、新課程の人には大変かも。行列の問題を複素数重視の問題に変えれてくれないかな。すごくいい本なんだけど。2013/10/30
こずえ
4
整数に関して網羅性のある大学受験の本はこれくらい。高2の冬休み〜高3の春休みくらいに終わらせるとよい。二次試験で数学を使わない人には不用。
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