感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
せ〜ちゃん
15
★★★★★ 花街で僧侶達に追い詰められたブラッドとイシュカ。 そこで惨劇が・・・。 言葉に力を持つカウゼルに何度も『イシュカ』と闇を刻まれてしまったようだ。 自分を見失ったイシュカは、真っ直ぐ自分を見つめるブラッドが綺麗過ぎて、自分の汚い部分を知られたくない。 そう思う事自体が綺麗な証拠なのにね♪ 懸命に、イシュカを守ろうとするブラッドが優しくて美味しい!2015/04/11
ako
5
今巻の終わり方が気になる。「俺はいつでもお前のそばにいる」将来悲しい出来事が起きそうな、そんな雰囲気。 ブラッドの見た目だけを真似た使い魔に惑わされることなく、ブラッドの中身を好きになったんだと言うネイがイイ。イシュカは嫌な記憶を消してしまうからあんなにも純粋で真っ直ぐなんだね。 「あなたは被害者です」と女将に断言したアマシの言葉は自分と自分の祖父に向かって言っているように聞こえた。2014/06/18
Natsumi
3
ネイが本物のブラッドじゃないと意味がなかったように、ブラッドにとってイシュカは偽りを二人の間に作りたくなかったんだろうな。残酷でも傷ついてもまっすぐがいい。2019/03/24
Elm
2
ebj 2018/11/15
月華
2
再読 2001年9月発行。こどもの正体判明。じわじわとイシュカを追い詰めています。イシュカを支えるブラッド。カウゼルの思惑通りにはいかないネイですが、引き込まれそうなところで今巻は終了。リーリアの悪意が効果的にイシュカに効いています。2018/01/22
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- 和書
- 医の系譜 - 緒方家五代