内容説明
昭和初期、こちらは高知高校生、あの土地、あの空、あの海に在っては何か大きく世の動きを感覚させる時代の潮騒があった。竜馬ならずとも、人は大洋の濤に向い、何かを聴き取らずにはおれなかった。母校中学は朝鮮総督府管轄下の京城公立中学校、しかしその頃、帝国主義ということばすら、知らざりし。
目次
旧制高知高校同窓誌「南溟」所載(1932・土州の沖は;時の流れに・一高OB・祖谷;不断着と晴着と;お札と印章 ほか)
旧制京城公立中学校同窓誌「慶煕」所載(アドミラル李舜臣を讃う;韓国往訪;’88五輪ソウル決定おめでとう;聖徳太子は日本語が分からなかった)
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