内容説明
本書は楽しくも涙ぐましい旅の記録である。飛行機は能率的であるが、点から点への旅に過ぎない。バスは線の旅であるが、鉄道に比べるといかにも窮屈だ。列車であれば、トイレへ行くためであれ、飲み物を買うためであれ、車内を自由自在に歩き回ることができる上、何よりも走行に安定感がある。一貫して鉄道を利用した海外旅行記。
目次
第1話 ソ連旅行記(1991.8)
第2話 アメリカ大陸横断鉄道の旅(1992.8)
第3話 英仏独かけ足汽車旅行(1993.8)
第4話 イタリアから南ドイツへ・汽車の旅(1994.5)
第5話 中欧四都をめぐる(1995.5)
第6話 スペイン旅日記(1997.5)
第7話 スイスアルプス鉄道旅行(1997.8)
第8話 イギリス・ウオーキング旅行(1998.5)