内容説明
本書は、アメリカ・コミュニティ・カレッジの「補習教育」の実践を考察することを通して、日本の大学・短期大学の「補習教育」のあり方を考えようとするものである。
目次
第1章 コミュニティ・カレッジの「カレッジ・ワーク」(コミュニティ・カレッジの概要;連邦・州政府が高等教育機関に求める期待―「高等教育(機関)」と「地域経済発展」 ほか)
第2章 「補習教育」の概念枠組み(歴史的展開;概念的把握と基本的枠組み ほか)
第3章 「補習教育」の実状(カレッジ前レベルの「補習教育」;非カレッジ・レベルの「補習教育」 ほか)
第4章 カレッジ・ワークとの連続性(アカデミック・レベルの低下;基幹的プログラムとしての「補習教育」 ほか)
著者等紹介
谷川裕稔[タニガワヒロトシ]
1958年、徳島県生まれ。神戸大学大学院文化学研究科。後期3年博士課程単位修得退学。現在、中九州短期大学専任講師、学術博士。専攻は大学教育論・社会教育学
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