内容説明
本書は、学校法人神谷学園の委託を受け、同学園が経営する東海女子短期大学の今後のあり方を検討するための基礎資料を提供しようとする意図で始められた研究の1つの成果である。内容は東海女子短期大学そのものを取り扱うのではなく、広く日本の社会構造の変容や世界の動向から短期大学の存在意義を問い直し、そこから得られる短期大学の新たな発展の道を示し、全体として、東海女子短期大学の発展戦略をデザインする上で参考とし得るものとなるよう構成。
目次
第1章 短期大学危機論の所在
第2章 日本社会の変容と短期大学
第3章 短期大学と地域生涯学習
第4章 アメリカにおけるカレッジと企業との連携について
第5章 短期大学におけるリカレント教育実践の検討―東海女子短期大学のリカレント講座を一例に
第6章 短期大学の将来―地域開放型短期大学の構想
著者等紹介
黒川秀子[クロカワヒデコ]
東海女子短期大学副学長。近著に「情報処理演習―SP&PRESEN」「Practical Word Processing」(1999年,監修)、「Beginner’s Contemporary Presentation」(’98年,編著)
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