内容説明
子ども・青年の人間的尊厳と発達の可能性への正当な認識のうえに立って、日本の学校教育が再構築される日が遠くないことを願いつつ、ここに装いを新たにして本書を再版した。本書は、教育学を学ぶ学生諸君にとって、戦後のすぐれた教育実践や教育理論の軌跡と到達点を理解し、これからの教育のあり方をより深く考えるための一里塚である。
目次
第1章 子ども・青年の発達疎外と学校教育―子ども・青年、父母の教育要求にどう応えるか
第2章 生活指導の到達点と課題
第3章 生活・発達主体としての子ども・青年と生活指導
第4章 中学生の価値観形成と道徳教育
第5章 高校生の進路選択と入試制度
第6章 子ども・青年の社会参加と自己成長
第7章 地域生活と子ども・青年の育ちあい