内容説明
本書はニクソン・ショック(1971年8月)からバブル崩壊直前の1989年末までを対象期間とした、日本銀行金融政策にかんする「一つの通史」を目指している。この20年間を対象とした通史は他にはないので、研究上、多少の存在意義を有するのではないか、と希望している。
目次
第1章 第一次石油危機前後の日銀金融政策:1971年8月‐1975年4月
第2章 スタグフレーション後の金融緩和:1975年4月‐1978年末
第3章 第二次石油危機時の日銀金融政策:1979年‐1980年
第4章 前期レーガノミクス下の金融緩和:1981年‐1985年9月
補章1 「マネーサプライ重視説」の検証
第5章 バブルの形成と膨張:1984年6月‐1989年末
第6章 バブル期の日銀金融政策
補章2 バブル発生に関する代表的論議:論点整理
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