内容説明
コンピュータ・グラフィクスということばに対し、画像生成ということばには聞き馴れない人も多いだろうが、本書ではあえて「画像生成」ということばをタイトルに用いる。コンピュータグラフィクスは画像を生成する技術の総称であり、画像処理はすでに存在する画像を処理し必要な情報を抽出する技術であり、これらは相反する技術である。本書は画像処理についても解説するが主として、画像を生成する技術の説明に紙面を費やす。
目次
1 3次元コンピュータグラフィクスの概略
2 図形の描画と座標変換
3 3次元幾何モデル
4 隠面消去
5 シェーディングモデル
6 アンチ・エリアシング
7 コンピュータグラフィクスの応用
8 コンピュータ・グラフィクスに使用されるハードウェア
9 マルチメディア
10 画像処理
11 色彩