内容説明
本書は、現行司法試験・論文本試験問題の解説を直接の目的としているものではありません。「論文試験では何が求められているのか」、「出題者側はどういう受験生を合格させようとしているのか」という分析を目的とするものです。つまり、「解答として何が正しいのか」という各論ではなく、「試験の準備として何が求められ、また、試験の現場でどのような思考をすることが求められているのか」という総論を重視するものです。
目次
総論(本講座の趣旨;平成16年の傾向;データ分析(合格者の平均年齢でみる;成績評価からみる)
商法に特徴的に現れたもの
「出題の趣旨」の読み方 ほか)
各論(憲法;民法;商法;刑法;民事訴訟法 ほか)
著者等紹介
永山在浩[ナガヤマアリヒロ]
東京都生まれ。中央大学法学部卒業。弁護士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。