内容説明
本書では、現在問題となっている社会的事象や犯罪現象を通して、刑法各論の問題をアップ・ツー・デートに論じている。また、基本的な論点も踏まえて初学者にも理解しやすく、かつ司法試験対策にも十分役に立つよう、判例については、現代ということから平成年度のものを基本的に取り上げた。設例を設け、具体的事例(実際起こった事例や起こりうる事例を主に取り上げる)を通して理解しやすいようにした。受験生の基本書である大谷刑法、前田刑法にも配慮した。
目次
第1編 個人的法益に対する罪(生命・身体に対する罪;自由に対する罪;名誉・信用に対する罪;財産に対する罪)
第2編 社会的法益に対する罪(公衆の平穏および安全に対する罪;公衆の信用に対する罪;風俗に対する罪)
第3編 国家的法益に対する罪
著者等紹介
国田武二郎[クニタブジロウ]
昭和58年検事任官、東京地検、岡山地検、横浜地検、福井地検、名古屋地検、仙台高等検察庁秋田支部などに勤務。捜査・公判検事として財政・経済事犯、公安・労働事犯、選挙事犯、暴力事犯、風紀事犯、外国人事犯、麻薬事犯、少年事犯、公害事犯、交通事犯など数多くの事件を担当。また、高等検察庁検事として、若手検事の指導なども担当。20年にわたる検事生活を終え、平成15年6月名古屋弁護士会に弁護士登録。「あすなろ法律事務所」という名称で法律事務所を開設し、弁護士として活動中。刑事弁護委員会、民事暴力対策委員会、被害者対策委員会等の委員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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