内容説明
アメリカ文学界で、今後が大いに期待される新人作家たちを年度版で紹介するBEST NEW AMERICAN VOICESシリーズが、ついに邦訳!アメリカ現代文学界を代表する作家、ジョイス・キャロル・オーツが、太鼓判を押す若き作家たち15人の作品を一挙に紹介。
著者等紹介
キャロル・オーツ,ジョイス[キャロルオーツ,ジョイス][Oates,Joyce Carol]
1938年ニューヨーク生まれ。小説家、劇作家、短編小説作家、評論家。O.ヘンリ賞、全米図書賞、ローゼンダール財団賞受賞。ノーベル文学賞の候補にもなった。アメリカ現代文学を代表する作家
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感想・レビュー
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AR読書記録
4
前から気になってまだ読んでいない本の1冊に、ジョン・マリー『熱帯産の蝶に関する二、三の覚え書き』がある。『グールド魚類画帖』とか『小型哺乳類館』とか、(全然関連はないけれども)博物学感のあるタイトルの本を、読んでみて気にいることが多いから。でも『熱帯産...』は実際どうかなぁ、と思っていたら、その中の一編がこの傑作選のなかに収まっているらしいことに気がついて、まずこちらを読んでみた。結果、先に挙げた2冊ともまた違う系統だけれども、読むリストの順位があがった。とはいえフラナガン『奥のほそ道』が先だなぁ。2019/01/10
くさてる
0
ジョイス・キャロル・オーツ編のアンソロジイ。粒が揃った短編集で、それぞれの作品が全て違った味わい。面白く読めたけれど、ほろりと良い話などは少なく、むしろ底知れぬ寂しさや空しさを、直接的に現さずにそう語るような作品が多い印象でした。2013/06/05
慧
0
★1/22004/05/25