内容説明
30年来の同居人の先立たれた失意を癒すべく、水都ヴェネツィアに旅したジュリア。厳格な教師として禁欲的に生きてきたジュリアだったが、宿のイタリア人女将、裕福なアメリカ人夫妻、博学な美術商、一癖ある神父といった人々の知遇を得て、美に感動し、人生を楽しむことを知る。金髪の大天使ラファエルを描いた謎の板絵に魅了されてその来歴を調べはじめた矢先、板絵が行方しれずになってしまう。現代イタリアと古代アッシリアが交錯する、愛と神話の物語。
著者等紹介
ヴィッカーズ,サリー[ヴィッカーズ,サリー][Vickers,Salley]
清掃員、ダンサーとして働きつつ文学と心理学を修め、文学、心理学、宗教にわたる幅広い知識をいかし、大学をはじめ各地で教鞭をとっている。デビュー作である『ヴェネツィアの青い天使』がイギリスでベストセラーとなった。ロンドンとバースに居を構える
加藤恵子[カトウケイコ]
1958年生まれ。翻訳家。上智大学英語学科卒業。出版社勤務をへて翻訳にたずさわる。神戸市在住
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感想・レビュー
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