- ホーム
- > 和書
- > 教養
- > ノンフィクション
- > ノンフィクションその他
内容説明
近代科学の礎を築いたガリレオ・ガリレイは、家族を愛し、教会に刃向かわず、研究に没頭できる高給職と後ろ楯の獲得に努めた、きわめて人間らしいルネサンス人だった。これまで注目されることが少なかったものの、常にガリレオの学究的情熱と社会的立場を深く理解し、献身的に支え続けた娘の存在は大きかった。ガリレオおよびその娘の手紙を通して、教会の政治に翻弄された人間ガリレオの足跡を描き出す。
目次
第1部 フィレンツエへ
第2部 ベロスグァルドにて
第3部 ローマにて
第4部 ローマ、トスカナ大使館とメディチ邸の保護下で
第5部 シエナにて
第6部 アルチェトリから
著者等紹介
ソベル,デーヴァ[ソベル,デーヴァ][Sobel,Dava]
科学ジャーナリスト。元ニューヨークタイムズ紙科学欄担当。「ディスカバー」「ライフ」など各誌でも科学記事を執筆
田中勝彦[タナカカツヒコ]
東京大学法学部卒業。企業勤務をへて翻訳に携わる
田中一郎[タナカイチロウ]
1947年兵庫県生まれ。1973年東京大学大学院理学系研究科科学史・科学基礎論修士課程修了。科学技術史専攻。現在、金沢大学工学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。