内容説明
ベトナムとともに歩んで３５年の著者が、意外と近くて深い、ベトナムのことばと文化を紹介。ベトナム語も豊富に収録。
目次
第１章 遠くて近い国ベトナム―日本人とベトナム人（ホンネとタテマエ；自国への誇り；言霊の幸わう国 ほか）
第２章 東西融合のハイブリッドな文化―ベトナムへのいざない（巨大な文明たちのはざまで；世界一おいしいベトナム料理；ベトナム料理のエッセンス ほか）
第３章 ベトナム語入門（もっとも声調が複雑な言語；ベトナム語は難しいか？；日本人に親しみやすいベトナム語 ほか）
著者等紹介
冨田健次［トミタケンジ］
１９４７年生まれ。東京教育大学大学院修士課程修了。専門はベトナム言語学。現在、大阪外国語大学教授。また朝日カルチャーセンター講師、ベトナミスト・クラブ代表を務める
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感想・レビュー
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ふみナナ
2
ベトナム語は発音や声調が難しいが、筆者が"コトバは楽しく学ぶもの"と語りかけていたので、肩の力を抜いてベトナム語を勉強していこうという気持ちになった。 ベトナムが東洋（中国、日本）と西洋（フランス、アメリカ）の侵略に苦しんだという歴史や、ベトナムの文字の話など、ベトナム語だけではなくベトナムの文化や歴史についても書かれていてベトナムを理解するのに役に立った。2019/09/14
咲
1
ベトナム。カオダイ教の総本山、巨大な天眼が御神体が気になる。ホンダのスーパーカブをレンタルして自力で行けないか？などと軽率に思い付いたが、水曜どうでしょうを観て心が揺らぐ。「水曜どうでしょう原付ベトナム縦断1800キロ」を予習教材として活用するんじゃあないよ。ぼやきが止まらない。ベトナム語テキストではtoiが中性的な主語として使用されているが、2001年本著出版時点では、toiを使用する女性は少数派であり、em（妹）という一段低い位置にある主語の使用が一種の美徳であったらしい。現在の潮流はどうなのだろう。2023/01/28
msts
0
ベトナムの文化や歴史などの解説からベトナム語の概要まで紹介。ベトナム語学習をこれから始めようとしている人やベトナムに興味を持ち始めただけのひとまでおすすめ。2014/05/27
