内容説明
最高にエロティックなサイコスリラー。失恋の傷みにとらわれた男たちは、殺人鬼と化した。女に傷つけられた男たちの会「ブロークン・ハート・クラブ」。メンバーは、会合のたびに復讐心を煽られ、それぞれ相手の女性を惨殺していく。懸命の捜査の末、予想だにしない、驚くべき真実が明らかに！マンハッタンで一番リッチな刑事が、史上最悪の連続殺人事件に挑む。
著者等紹介
ブラック，イーサン［Ｂｌａｃｋ，Ｅｔｈａｎ］
ニューヨークを拠点に活動するジャーナリスト。ボブ・スライスの名で小説も発表している。邦訳に「ラスト・スパイ（上・下）」「炎の夏」「孤高の暗殺者」など。イーサン・ブラック名義では本作が初
天野智美［アマノトモミ］
１９６３年生まれ。立教大学文学部心理学科卒。増進会出版社勤務などを経て、英国語学留学後、産業機器メーカー勤務。静岡県在住。訳書に、『ビーバス＆バッドヘッド ジス・ブック・イズ・サック』（アスキー刊）
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感想・レビュー
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あつぼう
1
失恋した男達が逆恨みして自分を振った女の人に復讐する。かなり自己中心的な犯行です。こんな変質者を追うのがニューヨークで一番リッチな刑事、コンラッド・フート。市長からも一目置かれてるフートの捜査方法は、時には自分の立場を利用してしまうけど、それでもフートに親しみを感じてしまうのは、このフート刑事の人間的な良さが描かれてるからです。犯人を追い詰めていく中で、衝撃の事実が明らかになるのですが、もう少しインパクトがほしかったです。ちょっと軽かったような気がしました。2005/05/08
