内容説明
愛についてずっと考えてきた。母の恋愛はあまりにも不可解だった。それでもよく考えてみようと思う。いや、考えなくてはならないのだ。カナダの文学賞を多数受賞したネオ純文学。次世代を担う新鋭作家が実験的手法で描く不可思議な愛の世界。
著者等紹介
アレクシス，アンドレ［Ａｌｅｘｉｓ，Ａｎｄｒ´ｅ］
１９５７年トリニダード生まれ、カナダで育つ。ラジオや舞台劇のための脚本を執筆。本作が初の小説となる
大林良紀［オオバヤシヨシキ］
１９６７年生まれ。大阪外国語大学英語学科卒。神戸大学大学院修士課程文学研究科哲学専攻修了。その後、アルバイト生活を経て、本書で翻訳家デビュー。兵庫県芦屋市在住
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