私が壊れる瞬間(とき)―アルツハイマー病患者の手記

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私が壊れる瞬間(とき)―アルツハイマー病患者の手記

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784887240032
  • NDC分類 936
  • Cコード C0098

内容説明

国内患者数20万人以上。ある日突然、自分らしくふるまえなくなる。アルツハイマー病を他人事と思っていませんか?患者自らが力をふりしぼって記録した世界初の書。

目次

思いがけない遠まわり
最初の診断
方向転換
二度目の検査
いつも変わらぬ友
再会
早い引退
変わってしまった同窓会
はかない権利
性的能力
義務
望遠鏡の向こう側
流れ落ちる砂時計の砂
心配
カウンセリング
思い出
迷路を通って
介護者へのアドバイス
エピローグ ダイアナ・マクゴーウィンとジャック

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たれぱんだ

1
今までアルツハイマーには全く興味がなくて中々こういう本を手に取ることがなかった。この本はアルツハイマー患者の手記だったので興味を持ち読んでみることに。患者の苦悩恐怖孤独感。色んなことが手に取る様に伝わってきてくれる本だった。若い人にもアルツハイマーという病気があるんだなと少し怖く思う。2015/02/19

還暦院erk

1
図書館で借りた。朝読書で読了。自らの「アルツハイマー性若年認知障害」を正確に綴ったダイアナさんの叡智と勇気に感謝したい。彼女の発症は約50歳の時。わたしも同年代なので他人事ではない。しばしば物忘れをして、はったりかましたりごまかしたりしている日々だが、ダイアナさんも初期にはそんな感じで対応できてるので、ひょっとしたらわたしもヤバイのか(恐)。2012/04/15

okatake

0
貴重な書。アルツハイマー病患者自らが、書き上げた初期の本であろう。現在は、クリスティーン・ブライデン氏が有名ではあるが。当事者が語ったものは、強い。対象者と接することが多い人間として、どのように寄り添うことができるのか、考えることは多い。2013/10/28

さと

0
図書館で見つけて読了。認知症の人からの手記は貴重だった。記憶がなくなるだけでなく、体調やストレスの大きさもケアの前提に重要だと感じた。2021/09/14

雑草(仮)

0
少し古い本だけど、認知症の人が自身で書いたということで、興味が湧いて読んでみた。昨今よく耳にする認知症の苦しみが、実体験として書かれていることで、より克明に伝わってきた。この作者は強い人だが、同じ苦しみを抱えて何も出来ず、社会から孤立している人も沢山いる、また認知症は決してその人の責任ではない、その想像力を忘れないようにしたい。2018/07/12

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