内容説明
人身売買の悲惨を静かに物語るフルカラーの刺激的史料集成。3万数千の基礎データを可視化した交易マップを中心とする228点にも及ぶ驚異の視覚資料と、植民地時代の「体験談」や「商品」報告などの稀少な文献数十を一挙に公開。
目次
第1章 奴隷をアフリカから輸送した国々(1501‐1867)
第2章 環大西洋奴隷貿易における航海拠点港
第3章 奴隷のアフリカ大西洋岸出発地、そしてアフリカと大西洋世界の関連
第4章 中間航路の体験
第5章 南北アメリカにおける奴隷の到着地と大西洋世界とのつながり
第6章 環大西洋奴隷貿易の廃止と鎮圧
著者等紹介
エルティス,デイヴィッド[エルティス,デイヴィッド][Eltis,David]
エモリー大学教授(ロバート・W.ウッドラフ・プロフェッサー)。同大の奴隷データベース・プロジェクトの研究責任者も兼任。ロチェスター大学Ph.D
リチャードソン,デイヴィッド[リチャードソン,デイヴィッド][Richardson,David]
ハル大学教授、同大ウィルバーフォース研究所(WISE)ディレクター。エモリー大学の奴隷データベース・プロジェクト顧問委員を務めるほか、ユネスコによる奴隷航路調査プロジェクトにも参加している
増井志津代[マスイシツヨ]
上智大学教授。ボストン大学Ph.D(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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