内容説明
アルベルト・アインシュタイン20世紀の旗手にして、最高のポップ・アイコン。豊富な文献・写真資料と証言をもとに、研究者アインシュタイン・人間アインシュタインの両側面を考察し、天才物理学者の真の思惑と情熱を明らかにする。神の意図を読み解こうとした孤高のカリスマの生涯。
目次
第1部 物理学者アインシュタイン(アインシュタイン以前の物理学;物理学者への道;奇跡の年、1905年;一般相対性理論;量子論をめぐる論争;万物の理論を求めて;アインシュタイン以降の物理学)
第2部 人間アインシュタイン(世界一の有名人;私生活と家庭生活;ドイツ、戦争、平和主義;アメリカ;シオニズム、ユダヤ人大虐殺、イスラエル;核の天使と悪魔;ひとつの時代の終焉;アインシュタインの色あせぬ不思議な魅力)
著者等紹介
ロビンソン,アンドルー[ロビンソン,アンドルー][Robinson,Andrew]
1957年生まれ。イートン校の「王の学徒」(特別奨学生)で、オックスフォード大学(自然科学)とロンドン大学東洋アフリカ研究所で学位を取得。これまでに一般書、専門書を多数執筆
小山慶太[コヤマケイタ]
1948年、神奈川県生まれ。1971年、早稲田大学理工学部卒業。理学博士。現在、早稲田大学社会科学総合学術院教授
寺町朋子[テラマチトモコ]
京都大学薬学部卒業。企業で医薬品の研究開発に携わり、科学書出版社勤務を経て、現在、翻訳業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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天々
1
レーザーが、アインシュタインの光量子説の恩恵を受けていることに感激。やっぱり彼は凄い。2015/04/06
YnariY
1
アーサー・C・クラークの問いかけは、なかなか、面白い。 この本は、写真も豊富で、とてもおすすめ!! 以下、自分用メモ *ジェイムズ・クラーク・マクスウェル アインシュタインが尊敬していた *「権威を軽蔑する私を罰するために、運命は私自身を権威に仕立て 上げた」 *スティーヴン・ホーキング アインシュタインが質量とエネルギーの関係を発見したという理由に より、原子爆弾のことでアインシュタインを非難する人もいるが、それは ニュートンが重力を発見したからといって、飛行2011/07/18