パリ 地下都市の歴史

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パリ 地下都市の歴史

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  • サイズ A5判/ページ数 241p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784887217737
  • NDC分類 235
  • Cコード C0022

内容説明

華麗なるフランスの首都にして、世界文化の中心と讃えられる大都市パリ。実は、その造成に使われた石材は、市街の地下採石場から切り出されたものであり、その坑道は、あたかもシロアリの巣のように、都市の増殖に応じて広がっていったのである。『レ・ミゼラブル』、『オペラ座の怪人』など、多くの文学作品に登場する不気味な「地下(スーテラン)」は、12世紀の本格的な開発以来、魔の棲処、革命の闘士の抜け道、下水道、郵便網などに姿を変えながら、今なおパリジャン、パリジェンヌの足下で、その大きな口を開けているのである!パリの地下に魅せられた著者ふたりが、メトロポリスの忘れられた痕跡に潜入し、200点に迫る図版とともに、その歴史を詳説する。

目次

第1章 最初の冒険
第2章 石灰岩の採石場
第3章 採石場監督局の創立
第4章 カタコンブ
第5章 丘陵の下で
第6章 大溝渠―下水道の冒険
第7章 コミュナールと怪人
第8章 十九世紀の地下利用
第9章 メトロポリス
第10章 地の底での戦争
第11章 ふたたび、カタフィルたち

著者等紹介

リアー,ギュンター[リアー,ギュンター][Liehr,G¨unter]
1949年生まれ。作家、放送ジャーナリスト。1977年よりパリ在住。フランスのマスコミとパリの歴史に関する著作多数

ファイ,オリヴィエ[ファイ,オリヴィエ][Fa¨y,Olivier]
1966年生まれ。数学と物理の教職の傍ら、写真家として活動。1990年代からパリの地下をモチーフに作品を制作している

古川まり[フルカワマリ]
1962年生まれ。翻訳家。1979年よりドイツ在住。マインツ大学で歴史、ドイツ文学、美術史を専攻し、2006年より翻訳事務所を開設。ライター、通訳としても活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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4
パリの地下がまるで地下要塞か迷宮の様に通路が広がっているというのがすごく興味深い。また、石膏や石灰の採取から始まった採掘が行先不明の地下遺跡として歴史に関与している様が面白い。知ってはいたけれどパリってどれだけ臭かったんだとちょっと苦笑しました。 数多くのカラー写真、図も魅力的でとても良い本でした。2012/04/17

蒔葉

3
「レ・ミゼラブル」好きとして気になったこの一冊。地下道という切り口からパリという都市が新たに浮かび上がる・・・。興味深く読みました!―ただ本当に悪臭がしてきそうな感覚にはなります(苦笑)2009/10/26

yoei H

2
同じ人間とはいえ文化圏の違いって否応なく存在してしまうよなと改めて感じた。村上春樹さんの‘’世界の終わりとハードボイルドワンダーランド‘’の世界観もこういう地下都市から着想を得たりしたんだろうか。2021/12/25

a-park

2
華やかな都市の足元には数百年の昔から続く大地下道ネットワークが……というそれだけで嫌が追うにも盛り上がるテーマを、様々な方面から丹念に追いかけてまとめた力作 / 政府による200年にわたる調査にもかかわらず現在でも地下道の全貌が判明していないというのには圧倒される2011/03/02

渓流

2
花の都パリの地下に存在する多数の空洞、花の町を造るために石材、石膏を掘り出した跡の空隙、そこは華麗なる文化とは対極の死臭の漂う暗黒が支配する。その空間を過去から現在までいろんな視点から光を照射したまことに持って興味あふれるルポルタージュ。「華やかなりし文化は、暗黒を作り出すことによってしか花咲かない」このテーゼをパリの地下から考えた壮大な文明論として読んだ。2009/11/02

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