椅子の文化図鑑

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  • サイズ B5判/ページ数 438p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784887217539
  • NDC分類 383.9
  • Cコード C0652

内容説明

本書は、古代エジプトやメソポタミアから、ギリシア・ローマ、中世期、ルネサンス、ルイ王朝時代、19世紀、20世紀初頭のモダニズムを経て、現代アートにいたる長大な椅子の歴史をたどった労作である。素材やデザインの変遷を丹念に追いながら、椅子が担った役割を数多くのエピソードにより詳説している。また、バチカンおよび30数か所の国際的なミュージアムの協力を得て撮影・提供された写真をはじめ、500点以上におよぶ貴重な図版資料を収めた。

目次

第1章 古代の椅子、中国およびアフリカ
第2章 中世とルネサンスの椅子
第3章 カントリー、ガーデン、コロニアル様式
第4章 ハイスタイル―バロック・ロココ・新古典主義
第5章 19世紀の椅子
第6章 近代と現代の椅子

著者等紹介

ダンピエール,フローレンス・ド[ダンピエール,フローレンスド][Dampierre,Florence de]
家具史研究家、インテリア・デザイナー。世界各地で装飾芸術についての講演活動を行うかたわら、インテリアや装飾芸術関連の展示会のプロデュースを行っている。また古美術商としても活躍する。フランス在住後、現在はアメリカ・コネチカット州リッチフィールドを拠点としている

野呂影勇[ノロカゲユウ]
1959年、早稲田大学理工学部電気工学科卒業。工学博士(慶應義塾大学)。産業医科大学教授を経て、1986年、早稲田大学理工学部教授。1987年、早稲田大学人間科学部および理工学総合研究センター教授。2004年、岐阜県科学技術顧問。2007年よりエルゴシーティング株式会社CEO。早稲田大学名誉教授。専門は、エルゴノミクス(人間工学)とリハビリテーション医学。椅子、自動車そして機器や文具を対象とした開発研究を行う。1989年に放送文化基金(財団法人放送文化基金)、1998年にはバルタサル・グラシアン賞(スペイン文化省)を受けた

山田俊治[ヤマダシュンジ]
1962年、東京大学工学部応用物理学科(計測工学専修)卒業。1967年、ケース工科大学(現ケースウエスタンリザーブ大学)修士。1962年、東洋高圧工業株式会社入社。化学プラント建設や生産設備管理システム構築に携わる。1993年、同社(現三井化学)を退職。1994年、山武ハネウエル入社。2003年よりエルゴシーティング株式会社技術顧問(海外担当)。人間工学のなかで、人と設備の最適共存のあり方、人や組織の生産性最大化のためのしくみの追求、ならびにわが国の学術研究成果の海外に向けた情報発信に関心を寄せる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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