内容説明
魔法使いになってみたい。こんな夢をいだいたのは、一度や二度ではありません。ほうきにまたがって空をかけぬけ、自由気ままに姿を変えて、異世界の生き物と交流をもつ。次々と呪文が登場するこの本を読むと、魔法使いにちょっぴり近づけた気分になってきます。魔法に対する憧れとあくなき好奇心は、エジプトの古代王国や中世のアーサー王朝などを経て、「ハリー・ポッター」シリーズや『指輪物語』で大いに盛りあがっている現代へと、しっかりと受け継がれています。さらに、これからの魔法は、自然との融和・共存といったエコロジー的側面が、重要になっていくのではないでしょうか。魔法は、きっと、わたしたちのすぐそばにあります。読者ひとりひとりに、ぴったりの呪文が見つかりますように。
目次
第1部 呪文の歴史(ピラミッド・パワー;魔法の支配力;魔女キルケ ほか)
第2部 魔法の実践(魔法使いの弟子;偉大なるマーリン;邪悪なことば ほか)
第3部 目的別の呪文(夢の呪文;邪悪な魔女、妖姫モルガン;愛の呪文 ほか)
著者等紹介
フィルポッツ,ビアトリス[フィルポッツ,ビアトリス][Phillpotts,Beatrice]
妖精研究の第一人者。『妖精画集』(1978)、『妖精の本』(1979)、『マーメイド』(1980)といった妖精に関する著書のほかに、子ども向けの物語やノンフィクションも書いている
イングペン,ロバート[イングペン,ロバート][Ingpen,Robert]
オーストラリアの画家。1936年生まれ。1986年に国際アンデルセン賞の画家賞を受賞
神戸万知[ゴウドマチ]
英米文芸翻訳家。ニューヨーク州立大学卒業。白百合女子大学大学院博士課程修了(児童文学)
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感想・レビュー
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NAO
Nyah
らびぞう
タミイ
サトゥルヌスを喰らう吾輩