図説 古代ローマの戦い

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  • サイズ A5判/ページ数 279,/高さ 21cm
  • 商品コード 9784887216082
  • NDC分類 232
  • Cコード C0022

内容説明

ローマの歴史の主役は、つねに戦争であった。敵を徹底して破壊し吸収するという「戦争の論理」が、ローマを一大帝国に成長させた。彼らは非情なまでに勝利を追求し、軍団は教練・装備・高度な部隊編成・指揮系統の重視など多くの点で、おどろくほど近代的であった。ローマの勃興から地中海世界の大帝国への拡大、そして「蛮族」の進入による衰退までを、社会・政治的システムの変動と絡めながら詳細に描いた1冊。

目次

はじめに 戦士の誇りの克服
第1章 初期ローマとイタリア征服
第2章 カルタゴおよびヘレニズム諸王国との戦い
第3章 世界征服(紀元前二〇二年‐紀元後一四年)
第4章 世界支配(紀元後一四年‐一九三年)
第5章 危機と改革
第6章 西ローマ帝国の崩壊、東ローマ帝国の回復

著者等紹介

ゴールズワーシー,エイドリアン[ゴールズワーシー,エイドリアン][Goldsworthy,Adrian]
1969年生まれ。ローマ軍事史とローマ世界を専門とする。オクスフォード大学を卒業後、ウェールズのカーディフ大学で研究員をつとめたあと、各地の大学で教鞭を執りながら、古代ローマの戦争史に関する執筆活動を行っている

遠藤利国[エンドウトシクニ]
1950年生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了。翻訳家。国学院大学講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

中島直人

7
(図書館)古代ローマにおける軍制変遷がよく分かる。イラストや写真も多く、面白く読める。2017/07/29

中島直人

1
(図書館)再読2021/03/27

風見草

1
古代ローマの戦争について「軍団と国家の進化に即して描こうとつとめた」内容で、戦争・軍団と政治の関わりに力点が置かれている。「装備、階級と職務、給与と日常業務(、略)、要塞や駐屯地の配置など」、自分が期待した内容でなく少々肩透かしだった。とはいえ、隊列の配置や動かし方、市民兵と職業軍人の違い、ローマが講和を徹底拒否しても尽きなかったマンパワーの巨大さ、帝政末期の皇帝と軍団の関係の変質など、これはこれで興味深い内容だった。2015/08/09

numainu

0
評価D2008/10/18

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