内容説明
母なる自然こそ、かご作りの第一人者とよぶにふさわしい。フジづるの巻きぐあい、アイビーが茎をジグザグに伸ばして、あたり一面をびっしり覆っているさま…。各民族が、すぐに手の届く、身近で自然な材料を用いて発達させてきた「かご作り」の魅力にせまる。
目次
1 素材(タケ;トウ ほか)
2 技法(巻く;束ねて巻く ほか)
3 装飾(風合い;自然色 ほか)
4 揺りかごから墓場まで(揺りかごから…;頭にのせたり担ぎ棒で運ぶ ほか)
5 指先で作る世界(建築;輸送 ほか)
著者等紹介
センテンス,ブライアン[センテンス,ブライアン][Sentance,Bryan]
長年にわたり、調査旅行、講義、織物展覧会の開催に携わり、美術を教え、多くの工芸、織物の著書や教育書、児童書に挿絵を描く
福井正子[フクイマサコ]
1950年鹿児島県生まれ。京都大学農学部卒業。現在、大阪薫英女子短期大学非常勤講師
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