戦史に学ぶ勝利の追求―ナポレオンからサダム・フセインまで

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  • サイズ A5判/ページ数 275,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784887214262
  • NDC分類 209
  • Cコード C0022

内容説明

戦争が戦後のよりよい解決をもたらしたか否か―長年イギリス軍事史学会々長の座にある著者が、近・現代史に画期をもたらした代表的な戦争を具体的に検討し、戦争において“勝つ”ことの意味を問う。

目次

第1章 フリードリッヒ大王と制限戦争の時代
第2章 ナポレオンと決定的な戦闘
第3章 ナポレオンの遺産―ジョミニとクラウゼヴィッツの影響
第4章 モルトケとドイツ統一戦争
第5章 シュリーフェン時代の勝利の模索―一八九〇~一九一四
第6章 第一次世界大戦における勝利の追求と戦争の余波
第7章 第二次世界大戦における勝利の追求
第8章 核時代における勝利の追求

著者等紹介

ボンド,ブライアン[Bond,Brian]
1936年生まれ。オックスフォード大学ウォチェスター・カレッジ及びロンドン大学キングズ・カレッジ修了。現在、ロンドン大学キングズ・カレッジ戦争研究学部軍事史学教授。1986年より英国軍事史学会々長。「Liddell Hart:A Study of his Military Thought」(1977)、「British Military Policy between the Two World Wars」(1980)、「War and Society in Europe,1870-1970」(1984)などの著書がある
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感想・レビュー

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Glitter

1
勝利を追求していくと、現代では戦争による勝利は利益がないということになるらしい。 例え理想的に勝利したとしても 勝てば国民はさらなる勝利を望み 現実的な妥協ができず 勝ちすぎれば周辺国が連合して押しつぶされることになる。 戦場の戦術でも戦略でもなく、政治外交こそが国の利益になる。 戦場における決定的な勝利が国家の繁栄に繋がるという幻想が消え去った。2018/12/10

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