感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
265
1999年の刊行といささか古いのだが、対象が世界の言語なので、国境と違ってそれほど変化はないだろうと思われる。ただし、この間にも残念ながら消滅していった言語はいくつもあったのではないかと懸念される。本書は4部構成で多角的に言語の諸問題を扱うが、内容的には言語学の概説書や研究書で取り上げられていることをヴィジュアルにまとめたものという印象である。もっとも、ピジンとクレオールなどは1章をあてて説明がなされていて、言語学の動性にも目が配られていることがわかる。少なくても、これ1冊を読めば、言語学のなんたるかが⇒2025/01/23
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