たたかいはいのち果てる日まで―医師中新井邦夫の愛の実践

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  • サイズ B6判/ページ数 286,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784887205208
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

障害者の地域における暮らしを支えるシステムはどうあるべきか。自らの死に至る病をかえりみることもなく、その答を求め続けたひとりの医師の壮絶な生きざま。

目次

宣告―死路への旅立ち
萌芽―戦時下の幼年期
青春―廃墟の哲学から医学へ
構築―医学への挑戦
岐路―医療と福祉の谷間で
出奔―白い巨塔との訣別
共生―コロニーの日々に知る
嗚咽―障害をもつ子との出会い
理念―日常に生きる専門性とは
挑戦―限りある日々を地域に
鬼神―たたかいはいのち果てる日まで

著者等紹介

向井承子[ムカイショウコ]
1939年東京生まれ。北海道大学法学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りなみ

2
HONZ で知った本。国際レベルの評価を受けていた泌尿器科医の中新井邦夫医師は、乳癌で49歳で逝去される。彼が命を削ってまでなしとげたかったのは、障害者を地域で支えるシステム作りだった。闘病記のジャンルをこえて、医療と福祉に鋭く斬り込むノンフィクションになっている。『日常に専門性を生かすんや!』自分も専門職のはしくれであるだけに、強く心に響いた。1週間かけてゆっくり読んだ。2014/02/27

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