内容説明
障害者の地域における暮らしを支えるシステムはどうあるべきか。自らの死に至る病をかえりみることもなく、その答を求め続けたひとりの医師の壮絶な生きざま。
目次
宣告―死路への旅立ち
萌芽―戦時下の幼年期
青春―廃墟の哲学から医学へ
構築―医学への挑戦
岐路―医療と福祉の谷間で
出奔―白い巨塔との訣別
共生―コロニーの日々に知る
嗚咽―障害をもつ子との出会い
理念―日常に生きる専門性とは
挑戦―限りある日々を地域に
鬼神―たたかいはいのち果てる日まで
著者等紹介
向井承子[ムカイショウコ]
1939年東京生まれ。北海道大学法学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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